今からでも米国株への投資を始めるべき理由5つ【株式投資】

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みんな米国株への投資を進めているけど、米国株の何が魅力的なの?

こんにちは、カナスケです。

今回は「米国株へ投資をすることのメリット」を中心にまとめてみました。
これから株式投資を始める方に向けて「なぜ米国株への投資が勧められているのか?」「米国株の魅力とは?」という観点で実態と主観を織り交ぜて記載しています。

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米国株へ投資することのメリット

この記事では米国株へ投資することのメリットについて、5つピックアップしてご紹介します。
「何が魅力?」という点を簡潔に説明していきます。

米国の経済は巨大&安定している

  1. 企業規模が大きい=長期的な成長を期待できる
  2. アメリカの人口は増加し続け、GDPも上昇を続けている

Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft
通称GAFAMを代表とするアメリカの超巨大企業は当然お金をたくさん持っているので、大胆な投資を行なったとしてもそのリスクが低く倒産などの心配も非常に低いです。逆に、投資が成功すればさらに企業が成長し、株価も上がります。

つまり、企業規模が大きい=長期的な成長を期待できるため、良い投資先と見ることができます。

また、日本は人口が減少しており、数十年内に1億人を割るのでは?とまで言われていますよね。
その一方でアメリカは人口、GDP共に増加を続けています
人口が増える×一人当たりの生産力が上がる=経済成長
という状態を維持しているので、経済の状態が安定的であるといえます。

こう比較しても、日本よりも米国の方が経済活動が安定していると見ることができるので、米国株は投資対象として適しているのです。

株価の上昇率が高く、コロナ禍でも好調をキープしている

  1. コロナの影響で一時株価が下落したものの、2021年現在すでに回復している
  2. 数十年前から現在に至るまで、株価が大きく落ち込むことなく上昇を続けている

アメリカの経済を見るための指標で代表的なものが3つあります。
・NYダウ
・NASDAQ
・S&P500

この3つの指標と、日本の経済を見る指標である日経平均株価を比較してみました。
下のグラフは、各指標の上昇率を過去10年の実績で表示しています。
青いラインが日経平均株価です)

引用:Yahoo!ファイナンス

こう見ると、一目瞭然ですよね。特にNASDAQの上昇率がリーマンショック以降には他の追随を許さないレベルで成長を続けています。
また、2020年頃に焦点を当てるといずれの指標でも大きく下げている箇所がありますが、その後は何もなかったかのように上昇しています。

この上昇率の高さは「政府による経済政策」「FRBによる経済政策」の2つが上手く噛み合って、積極的な投資が行われることによって経済の成長を続けてきたことが要因となります。

自社株買いを積極的に行っている企業が多い

  1. 自社株買いを積極的に行っている企業は、株価が上昇しやすい

アメリカの企業は、自社株買いを積極的に行います。
自社株買いとはその企業が儲けたお金で市場に出回った自社の株式を購入して買い戻すことを指しており、自社株買いを行うことで市場の株が減少するので株価が上昇します。

自社株買いトップ企業比較

日本・・・・・ソフトバンクグループ 1兆3500億円
アメリカ・・・Apple 7兆円
(2020年の数値)

自社株買いトップの企業は上記の通りです。規模が圧倒的に違いますよね。

株価が上昇すると、嬉しいのは株主です。
このように株主へ還元するための行動が多い企業は市場でも好感が持たれやすいので、投資家が投資を行いやすくさらに株価の上昇に繋がるといった好循環になりやすいのです。

高配当、連続増配の銘柄が多い

  1. 利益率の高い企業が多く、高配当が見込める
  2. 日本は株主優待、アメリカは配当金で株主に還元する志向

配当金が高かったり、連続的に配当金を増加(増配)している企業というのも、株主への還元について意欲的な企業と言えるでしょう。
株主への配当が多い=利益が出ている
ということですので、儲ける力がある企業こそ高い配当を出すことができるのです。

日本企業の場合、株主への還元といえば「株主優待」のイメージが強いかもしれません。
株主優待とは、一定数以上の株を保有していれば、その企業が提供するサービスについて保有株数別に割引や特典を受け取ることができる仕組みのことですが、アメリカ企業はほとんど株主優待を行なっていません。
その分、アメリカの企業は配当金で還元しているというわけですね。

1株から購入できるので、少額からでも始めやすい

  1. 日本とアメリカでは最低購入単位が異なる
  2. 投資の入口としてのハードルが低く、日本株よりも低い金額で大企業の株を購入できる

日本株は100株単位でしか購入できません。
そのため日本株は最低購入金額が高くなってしまい、ある程度の金額を用意しなければならず購入のハードルが高めです。
ソフトバンクグループなら約80万円、トヨタ自動車なら約100万円です。
気軽に投資できる金額じゃないですよね。

一方、米国株は1株から購入できます。
そのため最低購入金額が日本株に比べて圧倒的に低く、数千円〜数万円程度用意すればすぐに株式投資を始めることができるのです。
有名企業で言えば、コカ・コーラで約5500円、Appleで約1万5000円です。
たったこれだけの金額を用意するだけで、コカ・コーラ、Appleの株主を名乗れるのです。
少額からコツコツ投資を始めていくのに、米国株は適していると言えるでしょう。

ただし、いくら少額とはいえ為替リスクはつきものです。
株価が下がっているかつ円高の時に買う、ということを強めに意識しましょう。

おわりに

最初の2つは日本と比較した米国全体の経済について、
中2つは米国企業の株主還元に関して、
最後の1つは米国株式購入の特徴について、
という感じでさまざまな視点で米国株の特徴、投資先としてのメリットを書き出してみました。

一般的な会社員が、銀行の預金、個人年金などの貯蓄性のある生命保険、企業の財形貯蓄だけでこの先豊かな生活を送るのはかなり難しいです。
まずは少額から株式投資を始めてみて、実践しながらその仕組みを学んでいくのが良いと思います。